海を臨む白亜のベランダで、優雅なモーニング

ハワイ最古のホテルとして120年以上もの時を繋ぐ白亜のホテル「モアナ・サーフライダー」。荘厳な歴史的建造物は、エントランスから古き良きハワイの風を感じさせてくれる。朝6時に開店する「ザ・ベランダ」は、海側に開いた広いベランダがそのままビュッフェレストランに。アメリカの定番の朝食やヘルシーな和食コーナー、ローカル産のフルーツが並ぶセクションなど、リュクスなホテルならではのバリエーションが魅力。宿泊ゲストもまばらな早朝の時間を狙って、穏やかなビーチを目前に優雅な1日の始まりを。

1.「モアナサーフライダー・ホテル」の広いベランダが、そのまま朝食の会場に。 2.オムレツステーションでは、リクエストに応じて目の前で卵を調理してくれる。 3.フレッシュな野菜が並ぶサラダコーナーは、ドレッシングの種類も豊富。スモークサーモンなどで、ベーグルサンドを作るのもおすすめ。 4.特製のマンゴーパンケーキには、フルーツやマンゴージュースボールがトッピングされて南国の味わい。 5.室内のテーブル席もあり、クラシックな木製の窓から穏やかな海が眺められる。朝食ビュッフェ（大人$44、子ども＄22）

ワイキキビーチ、期待を裏切らないハワイの朝食

ワイキキを象徴するピンク色のホテル「ザ・ロイヤル・ハワイアン」。1950年代、ビーチで朝食を取りたいというゲストのリクエストから、オープンエアのレストランが誕生。人気ナンバーワンは、ホテルと同じピンク色のパンケーキ。3種ものエッグベネディクトや地産フルーツを惜しみなく添えたグラノラなど、アメリカ料理に南国らしさを添えた味わい。

1.人もまばらな早朝のワイキキビーチが、朝食の特等席に。　2.フルーツがたっぷりのアサイーボウルThe Royal Acai Bowl＄15　3.ハワイでこそ味わいたい濃厚なエッグベネディクト。他にアボカドやショートリブのベネディクトも。Classic Eggs Benedict＄33　4.ビーツで色付けしたピンクパレスパンケーキ。お土産用のパンケーキミックスもベーカリーで販売。Signature Royal Hawaiian Pink Palace Pancakes＄27

ルーフトップから見渡す光あふれるワイキキ

オープン以来、ルーフトップバーとして人気を集めてきた「スカイ・ワイキキ」。2020年のリニューアル以降は、朝食も楽しめるように。遮るもののない19階の屋上から見渡せる、光あふれるワイキキの景色は新鮮。朝食ビュッフェでは、卵料理やスパム、ポルトガル風ソーセージやフライドライスに、フルーツやサラダなどハワイの定番の味が楽しめる。

1.ゆったりとくつろげるソファ席も、ダイナミックな景色が眼下に広がるハイテーブルの席も、ルーフトップならではの爽快さが味わえる。2.スパムやポルトガル風ソーセージに卵料理など、アイランドスタイルの朝食が並ぶ。3.フルーツやサラダのコーナーも充実しているのが嬉しい。 4.ワイキキビーチからダイヤモンドヘッドまで、いつもと違う視点で見るオアフの景色がきっと思い出になるはず。

神聖な場所でいただく地産の味で、
パワーチャージ

“天国にふさわしい館”を意味する老舗ホテルのレストランは、海へと続くグリーンの芝生が心地いいオープンエア。メニューを飾るのは、地産の食材をふんだんに使ったものばかり。ハワイらしいテイストで味付けされた新鮮な魚介類をはじめ、フレッシュなサラダ、南国フルーツをふんだんに使ったメニューなど、ヘルシーな食事が目をひく。海底から真水が湧く目の前のビーチは、古くから“カヴェヘヴェヘ”と呼ばれ崇められるハワイの聖地。暖かな太陽が降り注ぐパワースポットは、美食にも恵まれている。

1.リニューアルオープンをしたバー「EARL’S（アールズ）」はランチタイムか ら営業。個性的なカクテルの数々を屋外で味わいたい。 2.良く手入れされた芝生のガーデンに白いテーブルセットが映える。 3.ハワイ産のフルーツを盛り合わせたフルーツポートPapaya Acai Fruit Boat ＄18　4.ハワイらしい味付けがクセになる、アヒマグロのタタキAhi Tataki ＄32　5.空へと伸びる椰子の木にアイコニックなキアヴェの木。夕刻時には毎日フラダンサーが登場し、絶景の中でロマンチックなフラを披露してくれる。

プールも海も楽しめる、
リュクスなダイニング

目の前に広がるビーチは、ワイキキで最も有名なサーフポイント。その名を冠したアウトドアレストランは、水着でも楽しめるオープンな雰囲気が魅力。ローカルシェフがメニューの監修を務めるハワイ産の食材を使った料理や、地元の蒸留所で作られるリキュールのカクテルなど、カジ ュアルでありながら感度の高いパンパシフィック・キュイジーヌだ。

1.シェフ一押しのピザ。Hamakua Mushroom Pizza ＄24　2.ハワイ産のマグロを使 ったポケには、タロ芋のチップスを添えて。Fresh Island Poke＄24　3.季節のフルーツがたっぷり入るアサイーボウル。Shaved Acai Bowl ＄16　4.レストランは、大リニューアルを経てビーチフロントリゾートとして生まれ変わったワイキキビーチ・マリオット・リゾート＆スパ内に。ディナータイムも心地いい屋外レストラン。

雄大なダイヤモンドヘッドを目の前に

ワイキキの東部、緑豊かなカピオラニ公園に隣接した「クイーン・カピオラニ・ホテル」のダイニング。オープンエアのテラス席からもバーカウンターからも、間近に迫るダイヤモンドヘッドの迫力が感じられる。モダンアメリカンにハワイのエッセンスを加えた料理は、どれも工夫に満ちている。ベジタリアンやグルテンフリーといったヘルシーメニューも充実。

1.ココナッツが香るフレンチトーストは、ハワイらしい味わい。Deep Dish Haupia French Toast ＄23　2.エイジドビーフを使った高級感あふれるロコモコ。Paniolo Loco Moco ＄23　3.オープンエアのテーブル席。レストランでは、毎日ライブ演奏が行われている。 4.バーカウンター越しにも、ダイヤモンドヘッドの絶景が広がる。朝食やランチでも、シグネチャーカクテルやモクテルなども用意されている。

ドラマチックな夕景と
こだわりのビュッフェ

海へと開いた大きな窓の向こうには、アラワイ・ヨットハーバーが。停泊する船すべてが黄金に輝く夕暮れの時間にこそ訪れたいレストラン。目の前でスライスされるローストビーフやポーク、茹でたてのズワイガニや新鮮な魚介がいくつも並ぶ手巻き寿司にハワイ産の新鮮野菜など、他では味わえない贅沢なビュッフェを求めて、ローカルたちも集う人気店。

1.アラモアナから程近い、バーバー沿いのホテル「プリンス ワイキキ」の３階のレストラン。夕刻の情景はまるで絵画のよう。 2.ゲストの目の前でカットされるローストビーフ。 3.行列ができるほど人気の手巻き寿司コーナー。ビュッフェ（大人$103、子ども＄52）

上質なイタリアンと
光り輝く水平線

ハワイ出身のシェフが手がける繊細なイタリア料理は、ワイキキの喧騒から離れた風の通るダイニングで。毎日手作業で作られる生パスタや、ハワイ諸島の生産者から届けられる新鮮な野菜や魚を使うなど、前菜 からデザートに至るまで素材へのこだわりが伺える。サンセットの時間にはライブ演奏もあり、オープンエアの心地よさと共にロマンチックな雰囲気も味わえる。

1.ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキ キビーチ、ダイヤモンドヘッドタワー８階にある。2.手前は、カウアイ島産のガーリックシュリンプ。 Garlic Kauai Gamberetto ＄29。奥は、ロブスタ ーのカルボナーラ・スパゲッティCarbonara di Arogosta ＄45。ハイビスカスのカクテルAmalfi ”Toast”＄20　3.どの席も開放的で心地いい。

新鮮なシーフードを最適な調理法で仕上げる

「イリカイ・ホテル」の最上階に位置するシーフードを中心とした地中海料理の店「ペスカ」。陽が沈んだ夜には、なだらかな丘陵を描くワイキキの街明かりがなんとも美しい。ロブスター、ウニ、タコや貝、そして鯛やマグロなど多種多様な魚を取り揃え、何よりその鮮度にこだわりを持つ。ダイニングの一角には、まるで市場のようにその日の鮮魚が並べられたコーナーが設けられ、ゲストの好みに応じてグリルやオーブン焼き、塩釡焼き、アクアパッツァなど、さまざまな調理法で提供されるスタイルも人気を呼んでいる。

1.大きなガラス窓からは、海も港も山も有するワイキキのすべてが一望できる。夜の時間には、光り輝くタンタラスの丘まで見渡すことができる。 2.ランチタイムにも絶景が広がる。 3.鮮魚はハワイだけでなく、ヨーロッパ、日本、ニュージーランド、トルコなど世界中から仕入れられる。 4.その日のお刺身、生牡蠣、ロブスター、シャンボシュリンプ、クラブミートを盛り合わせたSeafood Platter＄100　5.その日の鮮魚はポンド単位の時価で調理。この日は、真鯛をアクアパッツァで。Fish by the Pound ＄48　Acqua Pazza+$15