

ハワイの文化を未来へとつなぐ独自のプログラム
静寂さが魅力の、歴史ある海辺のリゾートではマラマハワイに直結する多彩なプログラムが用意されている。ハワイの文化を未来へ受け継ぐ独自の活動「KISCA(キスカ)」は、神話や昔話、自然の尊さを語るストーリーテリングや、レイやラウハラといった伝統工芸体験、さらに海洋研究所との学習体験や地域の自然保護活動まで広がる。プログラムは毎日開催され、宿泊客でなくとも参加が可能。旅の中でハワイの自然や文化を深く感じる特別な時間だ。
1.金曜と日曜は、レイまたは花冠のレイポオをレクチャーしてくれる。2.簡単な手順なので、子どもでも参加できる。3.ハラの葉を細かく割いてラグやバスケットを編む、ハワイ伝統のラウハラ編みを体験できるクラス。4.ビーチフロントの客室。イルカが泳ぐ、ホテル中央の池に面した部屋も人気。5.潮風が心地いいプールも魅力のホテルでは、静かでリュクスな時間が流れる。6.竹を彫って作られた伝統柄のスタンプ「オヘ」。ハワイに古代から伝わる伝統工芸「カパ」という木の皮を叩いて薄く伸ばした布に植物染料で独自の模様がつけられる。衣服や装飾品などに使用されていた。7.ホテルのプログラムでは、オヘを使ったオリジナルのしおり制作ができる。
The Kahala Hotel & Resort
ザ・カハラ・ホテル&リゾート
住所/5000 Kahala Ave. Honolulu
電話/808-369-9480


レトロハワイなホテルの余韻と、豊かな自然体験
懐かしさを感じるデザインで統一された館内は、やわらかな島の気配に満ちている。風の通るロビーやダイニング、プールサイドには南国の植物が青々と茂り、カフェではマウイ産のスペシャリティコーヒーが香る。ホテル主催のツアーでは、自然に寄り添う持続可能な農業を実践する「Kāko‘o‘ŌiwiFarm」での体験が人気。支配人とともにダイニングで地産食材の朝食を味わうところから始まるツアーは、土地の豊かさに気づかせてくれる特別な時間だ。
1.風が通り開放感のあるレストラン「RedFish」。2.ハワイ産ビーフのロコモコやアップルバナナのフレンチトーストなど、地産の食材を使った朝食。ホテルが主催するファームツアーやビショップ博物館ツアー、プラネタリウムツアーには、選べる朝食がセットになっている。3.フロントデスクの壁に飾られたフィンはアートのよう。館内のショップにも、ハワイを感じられるアイテムがたくさん並ぶ。4.南国の植物に包まれたプールエリアは、都会のオアシスのよう。5.レトロハワイをテーマにデザインされた客室、コーナーキングルーム。地元のインテリア会社がハワイらしさを表現。6.客室には、ハワイ産のお菓子や飲み物が用意されている。7.クローゼットには洒落たバスローブが。マグカップやキャップなどオリジナルグッズが購入できるのも嬉しい。
Wayfinder Waikiki
ウェイファインダー・ワイキキ
住所/2375 Ala Wai Blvd. Honolulu
電話/808-922-4744
全228室
(ワイキキトロリー)ピンク・ライン5
URL/https://hotels.his-j.com/HotelDetail/HNL00055.aspx?cid=lealeaweb_vct&utm_source=lealeaweb&utm_medium=website&utm_campaign=hotel


マラマの精神が散りばめられた、海辺のホテル
ヒナナフィッシュを模ったアートがロビー天井を彩り訪れる人を迎える。客室にはナイオの花や海藻リムエレエレのペイントが施され、ヨットハーバーを望むホテルはマラマハワイの精神にあふれている。宿泊ごとに1ドルが博物館や環境保護団体に寄付され、ゲストもその輪に参加することが可能だ。レストランでは地元の食材を使った料理を提供し、フードロス削減にも貢献。クリスマスにはクラフトマーケットも開催し、地域とゲストをやさしくつなぐ。
1.ロビーで行われるサスティナビリティやオーガニックを意識した押し花アートのワークショップ。2.ホリデーには地元の作家によるクラフトのショップも登場。3.サステイナブルコーストラインズハワイと協働する。4.地産の野菜やエディブルフラワーを盛り合わせたカラフルなサラダは、リリコイとハイビスカスの爽やかなドレッシングで。GardenVegetableMelangeSalad15ドル5.サーモンの付け合わせ野菜、ビーツとフェンネルのソースはハワイ産の食材を使用。BigGloryBaySalmon42ドル6.ハワイ産の新鮮なマグロのタルタルに、地産のネギを添えた一皿。AhiTartare18ドル7.全室オーシャンビューの客室。8.何度も使えるウォーターボトル。ウォーターサーバーもホテル内各所に。9.CO2削減、大気汚染を考慮し、レンタルサイクルや電動スクーターの利用を推進する。10.ハワイ発のオーガニックスキンケアブランドのMaileは、リフィル式で提供。11.サンセットが美しいレストラン「100セイルズ」。ディナービュッフェにも、地産食材のメニューが並びファンも多い。12.ホテルからの絶景。
Prince Waikiki
プリンス ワイキキ
住所/100 Holomoana St. Honolulu
電話/855-622-7558
全563
アラモアナ/ドンキ・ライン10
URL/https://hotels.his-j.com/HotelDetail/HNL00018.aspx?cid=lealeaweb_vct&utm_source=lealeaweb&utm_medium=website&utm_campaign=hotel


海とつながる、マラマへの第一歩をスタートできるホテル
ビーチクリーンで集めたプラスチックゴミが、巨大な波のオブジェとなってエントランスを飾る。さまざまな企業や団体と手を取り合い、ゲストと一緒に自然保護や環境保全に積極的に取り組み、ゴミを次のアートや学びに生かす。ウォーターボトルは再利用され、ビーチグッズはレンタルをすることで廃棄を防ぐ。館内には、こうした取り組みに触れられる学びのスペースも。目の前の海と手をつなぐように過ごせば、自然との距離がすっと縮まるよう。
1.客室に置かれたウォーターボトルはチェックアウト後に返却し、熱消毒後に再利用される。ホテル内の各所にはウォーターサーバーも設置されている。2.光に満ちたワイキキの絶景を、特等席で見渡せる。3.海の保護活動をする団体「Parley」とのコラボレーションによる展示コーナー。プラスチックゴミが、生物に悪影響を与える悪循環を説明する。4.ゲストを交え定期的に海岸のマイクロプラスチックを回収するビーチクリーンで使われる瓶。5.ビーチクリーンで回収したプラスチックゴミを使い制作された波のアートが、エントランスを飾る。6.パラソルやサーフボード、ビーチバッグなど、レンタルショップにはあらゆるビーチグッズが。宿泊ごとにもらえるポイントで、ビーチグッズに交換することが可能。7.館内には、自然を感じるアートが点在する。8.海を感じさせてくれるナチュラルなインテリア。
The Twin Fin Waikiki
ザ・ツインフィン・ワイキキ
住所/2570 Kalākaua Ave. Honolulu
電話/808-922-2511
全645室
アラモアナ/ドンキ・ライン3
URL/https://hotels.his-j.com/HotelDetail/HNL00015.aspx?cid=lealeaweb_vct&utm_source=lealeaweb&utm_medium=website&utm_campaign=hotel


古き良きハワイの文化を、五感で味わう
モンステラの壁紙やラウハラのバスケット、ずらりと並ぶレトロなフラドール。壁を彩るモノクロ写真の中には、ビショップ博物館から借り受けた貴重な一枚も。1960年台のハワイをモダンにアレンジしたロビーでは、時折ウクレレの心地よい音色が響き渡る。ホテルのミッションは、ハワイの文化を伝えること。この島の植物を使ったカクテルや、多国籍のエッセンスを取り入れた食事も堪能でき、文化と食、空間すべてに“本物のハワイらしさ”が宿る。
1.客室に置かれたウクレレを持って、ホテルのウクレレレッスンに参加しよう。2.客室に用意されたウェルカムバスケットには、リユースできるウォーターボトルも。3.スイートルームの客室の一角に、ゆったりと過ごせるコーナーが。4.客室の壁紙はモンステラをモチーフにしたオリジナルのデザイン。5.オープンエアで心地いいレストラン「Hideout」。6.レストランのテラス席にはファイヤーピットがあり、夜も美しい。7.バーでは、鮮やかな紫色が特徴のウベを使った特製カクテルHideandSeek$23を。8.肉厚のステーキにはハワイ産マッシュルームがたっぷり。GrilledNewNYSteak$49、ハワイ近海で採れたマグロのポケをタコスに包んだWontonPokéTacos$22、地産の野菜をたっぷり使ったサラダIslandGreen$17
The Laylow, Autograph Collection
ザ・レイロウ・オートグラフ・コレクション
住所/2299 Kūhiō Ave. Honolulu
電話/808-922-6600
全251室
(ワイキキトロリー)ピンク・ライン5
URL/https://hotels.his-j.com/HotelDetail/HNL00867.aspx?cid=lealeaweb_vct&utm_source=lealeaweb&utm_medium=website&utm_campaign=hotel


ハワイらしい多国籍料理を、サステイナブルに味わう
オープン以来、瞬く間に人気に火がついたトルコ料理店は、母娘が手を取り合ってサステイナブルな料理を提供。持続可能な漁業を推奨し、駆除される外来魚も美味しく食べられることを伝える活動「サステイナブル・シーフード・マンス」に参加。30種を超える母国のスパイスとモダンな調理法で感動の味を生み出す。
1.外来種として増え過ぎてしまったタアペと呼ばれる鯛の一種。海藻、オゴを添えた。コンサベーション・インターナショナル・ハワイと、非営利団体のシェフ・フイによる活動「サステイナブル・シーフード・マンス」を盛り上げる。Wholefishdish$36 2.カウアイ島産のリリコイとデーツを使ったカクテルGoldenDrift$14 3.異国情緒あふれる店内。
Istanbul Hawaii
イスタンブール・ハワイ
住所/1108 Auahi St. unit 152, Honolulu
電話/808-772-4440
時間/11:00~14:30、17:00~21:00(水、木、日)、11:00~14:30、17:00
~21:30(金、土)
定休日/月、火
ワード/カカアコ・ライン9


自然への愛を描いた、メイドインハワイのホームグッズ
ハワイの自然からインスピレーションを得た、モダンなテキスタイルデザインやホームグッズが人気を集めている。Jaleneは、同じくデザイナーだった母の背中を見て独学でデザインを習得。ワイパフ地区に小さな工房を構え、デザインの落とし込みからプリント、縫製、仕上げまですべての工程を自社で行う。
1.たくさんのデザインの中からお気に入りを見つけたい、クッションカバー$79.95 2.空間を彩るディフューザーにも、センスあふれる絵柄。ディフューザー$34.95 3.クッションやテーブルウエア、ベッドリネンまで、あらゆるホームグッズが揃う居心地のいい店舗。
Noho Home
ノホ ホーム
住所/アラモアナセンター内3階、1450 Ala Moana Blvd. Honolulu
電話/808-779-8576
時間/10:00~20:00
定休日/無休
アラモアナ/ドンキ・ライン9


IrukaHawaiiが運営する4つのツアーでは、内容の異なるシュノーケルが体験できる。スピードボートで高確率でイルカに会える「イルカ中学」、展望席付きカタマラン船でマリンアクティビティーも体験できる「イルカ大学」、ウミガメや熱帯魚との感動的な時間を味わえる「ワイキキカメ大学」。さらに、ハワイ島コナコーストのサンセットを眺めながら夜の海へ、大迫力のマンタを探しに行く「マンタ大学」。どのツアーも、海や海洋生物を通して学びを得ることができる。
1.澄んだ海の中、優雅に泳ぐウミガメ。陸でも海中でも3メートル以上離れることがハワイのルール。2.熱帯魚の群れや海底を悠々と泳ぐエイにも出合えることも。3.「イルカ大学」では、揺れの少ない双そうどうせん胴船、カタマランで沖を目指す。風を切って大海原を進む船上のワクワクも醍醐味だ。
Iruka Hawaii / Dolphin Swim & Snorkel
イルカ・ハワイ/ドルフィン・スイム&シュノーケル
URL/
Iruka Chugaku:https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/HNL0097/?TrackingCd=af005
Iruka Daigaku:https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/HNL0164/?TrackingCd=af005
Waikiki Kame Daigaku:https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/HNL0931/?TrackingCd=af005
Manta Daigaku:https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/KOA0058/?TrackingCd=af005


ノールショアまでの道すがら、ワイアナエ山脈を背景にした赤土の広大なパイナップル畑が広がっている。創業1900年代初頭という歴史あるドールの畑では、収穫から洗浄、仕分け、箱詰め、ラベル付けまですべて手作業で行われる様子を間近で見学できる。毎日手摘みによって収穫されるパイナップルの数は、1日5万個を超える。ノースショア観光では、ゲストのリクエストに応じてランチやショッピングへ。
1.収穫したばかりのパイナップル。熟し過ぎているものはジュースになる。2.箱詰めも手作業で行われている。3.95%はハワイ州内で消費されるため、滞在中にぜひ味わって。
Dole Pinapple Farm & North Shore
ドール・パイナップル・ファーム&ノースショア
URL/https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/HNL1396/?TrackingCd=af005


オアフ島の東端にある「シーライフパーク」では、ハワイの伝統を受け継ぐ宴、ルアウの体験を。夕暮れ時、コオラウ山脈を背景に広がる会場に、ハワイアンミュージックが流れはじめる。舞台に立つダンサーの力強くもしなやかな動きは、目を奪われるほどの美しさだ。テーブルには伝統料理が並び、ひと口ごとに土地の記憶がよみがえる。神聖なる夜の宴は、古代ハワイ王朝時代を旅しているような感覚。
1.海を渡ってきたポリネシア文化との深い繋がりを感じさせてくれる、ファイヤーダンス。2.会場では、ココナッツハットやレイ作りなどのワークショップも。3.カルアポークやポイ、ロミサーモン、蒸した紫芋など、ビュッフェ形式の食事にはハワイの伝統食が数多く並んでいる。
Aloha Kai Luau Dinner Show
アロハ・カイ・ルアウ・ディナー・ショー
URL/https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/HNL1327/?TrackingCd=af005


コロナ禍を経て6年ぶり、第10回目の開催となるチャリティランが、2025年10月12日に開催予定。アラモアナビーチパークから、マジックアイランドまでの5㎞のコースは、ファミリーやマラソン初心者でも楽しみながら参加ができる。イベント参加費の全額が、海洋生物とサンゴ礁の保護に取り組むワイキキ水族館に寄付されるだけでなく、走りながらゴミ拾いをするという“プロギング”を行うことも、マラマハワイに。
1.ハワイを思いやる心を育てられるチャリティイベント。ゴール後には、参加者が協力しビーチクリーンも行われる。2.専用のゴミ袋が配布され、走りながらコース上でゴミを拾う“プロギング”も。3.ハワイの地域社会を支援し、地元に根差した恒例のイベント。
LeaLea Charity Run 5K by HIS
レアレア・チャリティラン5K バイ・エイチアイエス
URL/https://runsignup.com/Race/HI/Honolulu/LeaLeaCharityRun5K


ノースショアの歴史的な町ハレイワを散策した後、サトウキビ農園を兼ねたラム酒の蒸留所「コハナラム」へ。受け継がれた大地を守りながら、自家栽培で育てたハワイ固有のサイトウキビの搾り汁を100%使用して発酵・蒸留する。蒸留したてのものから樽で成熟させたもの、フレーバーなど、テイスティングでその違いを味わえる。日系人から受け継がれたサトウキビ栽培がつなぐ、希少なラム酒に出合える。
1.ラム酒作りにも使われる絞りたてのサトウキビを、そのまま試飲させてくれる。2.深い色に熟成した最高級のラム酒。ショップにはハワイ産のマノアチョコレートとのコラボ商品などもある。3.マイタイやパイナップル、リリコイなど、カラフルなカクテルフライトもお土産に人気。
Kohana Rum Tasting & Haleiwa Town
コハナラム・テイスティング&ハレイワタウン
URL/https://activities.his-j.com/af/jp/TourLeaf/HNL1328/?TrackingCd=af005